前回の記事から早1年。とても間が空いてしまいました。自分はどうにも気が乗る時期乗らない時期のムラがある人間でして、結果ふと思い出したように記事を書くこととなりました。また更新を続けていきたいですが、ふと居なくなるかもしれません。ご容赦ください。
前置きはさておき、前回の続きからということで、この旅最大の目的地温泉津の夜を取り上げて行こうかと思います。
時は日が暮れ夜の闇が辺りを包みます。海岸からの帰り道の一枚も、趣が感じられる時間になってきました。
温泉津での宿「WATOWA」さんでしばし休憩を取って、夜の温泉津へ繰り出します。
そう、これぞまさに、私が求めていた温泉津の姿です。 古めかしい通りと家々、街灯の暖かな明かりと、それを受けて輝く路地や旅館の軒先。とても美しく幻想的に彩られていました。
前回の記事でも登場した薬師湯さんも、艶めかしく輝いていました。 しばしの間、その美しい街並みを記憶とカメラの中に収め続けました。
そして街を散策していると、目に入ったのは「Bar」の文字。お酒が好きな私としては、旅の最後の夜というのも相まって、吸い込まれるように足を踏み入れました。
Barの名前は「赭(SOHO)」さん。2022年の7月にできたばかりの泊まれる古民家Barです。マスターは銀座でBarのお仕事をされていた方で、縁が重なりこの温泉津の地でBarを営み始めたとおっしゃっていました。マスターや他のお客さんとの話は大変に盛り上がり、短くはありましたが、旅の最後の夜を彩るにふさわしい素敵な時間になりました。
そして「WATOWA」さんへの帰路に就き、就寝しました。ぼちぼちまた記事を書いていけたらと思います。次にこの旅の帰路について書いて、長かった山陰散歩を終わろうと思います。ですので、もう少しだけお付き合い頂けると嬉しく思います。ではまた次の記事で。