前回お伝えした通り、4日目の宿泊地となる「温泉津」、へ向かう為出雲市駅で列車に乗り込むところからです。ちなみに、地名を読めた方居ますかね?
普段10両や15両の列車を見慣れている身からすると、1両編成はこう、びっくりします。車窓からは美しい海や、変わった駅名などなどを眺めながら、
本日の宿泊地であり、この旅で一番訪れたかった地、「温泉津」(ゆのつ)へ到着しました。
そしてここ温泉津は温泉もあり、
温泉津温泉(ゆのつおんせん)として、有名なのでございます。駅を出て少しするだけで、この寂れた温泉街の感じがプンプンしてくる、とてもノスタルジーを感じられる素敵な場所です。
到着したのは温泉...ではなく、お昼の時間なので、併設されている「カフェ内蔵丞(くらのじょう)」で腹ごしらえ。
こちらのカフェは、温泉津に現存する最古の温泉施設だった場所を改築して造られたものだそう。とても居心地が良く、タイムスリップしてきたかのような、休日のまったりした時間を楽しめる場所ですので、ぜひお立ち寄り頂ければと思います。
お昼を食べてすぐ、先ほどスルーした温泉「薬師湯」さんに浸かりに行きます。私がここ温泉津へ訪れたのは、街並みや雰囲気の良さもさることながら、この「薬師湯」さんの温泉が、今まで旅先で入った温泉の中でも群を抜いて良い温泉だと感じたから、というのも大きいです。
また、素晴らしいのは温泉そのものだけにとどまらず、館から見える景色や、古のロマンを感じられる館内も文句のつけようがなく、階段の途中に置いてある訪問者のノートを見ても、薬師湯の愛され具合が分かるというものです。
少しでも良さが伝えられたでしょうか?日本温泉協会の新基準で、全項目最高評価の「オール5」を獲得する、全国でも数少ない名湯をぜひ一度ご堪能いただけたらと思います。さらに詳しくはHPへ
そこからしばらく、温泉津の街を探検してきました。
陽も暮れてきたのでこの辺で。今日の記事は3記事構成で、次は温泉街の夜を写したので、そこを取り上げて行こうかと考えています。もう少しお付き合いください。ではまた次の記事で。