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生まれたての写真ブログ

カメラ紹介 EOS 1D X MarkⅡ

長くなり過ぎたカメラ紹介前段を経てようやく今の相棒である1DX2の紹介に入れます。レビューというよりは、こんな写真撮りましたな紹介になります。

CanonのEOS-1シリーズと言えば、Canonが技術の粋を集め、最大の自信を持って送り出してくる「フラッグシップ機」に付けられる銘であります。カメラ沼に足を踏み入れたCanon使いであれば、一度は所有したいと思う「1」の称号。おぼろげにいつかはと思っていた私も、様々な偶然や勢いが重なり、1世代前ではあれど、憧れの「1」シリーズの「Canon EOS-1D X MarkⅡ」を手に入れたのであります。

前段でも書きましたので簡単にまとめると、持っていた5D3がボディの傷やマルチセレクターが取れるなど満身創痍になっており、中古で買ったX-Pro2自体は良かったものの、コンパクトさの不必要性や撮って出しへの物足りなさがたたり、色々調べると中古の1DX2なら買える値段で売っているのを知り、X-Pro2を下取りに出した勢いで買ってしまったのです。

そんなこんなで1DX2を手に入れた私。高額商品なので信頼できるM○pcameraの店舗で商品を手にしたその日に向かったのは、以前から気になっていた「京浜島つばさ公園」。言わずと知れた飛行機撮影スポットです。

Canon 1D X Mark Ⅱ + LAOWA 100mm F2.8 MACRO

これ程までに羽田空港へ飛行する飛行機を近くに感じられるのはこの場所ならでは。休日でしたので他にもたくさんの方がカメラを構えていました。

まだ使って数時間でしたが、5D3からの乗り換えということもあり、使い勝手に迷うことはありませんでした。それどころか、これぞプロ機と思わせてくれるような存在感とAFの精度や全体的な安心感もあり、かつ所有欲も満たしてくれる最高の買い物になったと思ったものです。画質面でいえば、5D3は約2230万画素、1DX2は約 2020万画素と、画素数は少し減るものの、画像処理能力によるものなのか、解像感や質感は1DX2の方が良いなと、撮った写真を見ながら感じていました。そこからしばらく様々なシチュエーションで使い続けます。

Canon 1D X Mark Ⅱ + Canon EF35mm F1.4L Ⅱ
Canon 1D X Mark Ⅱ + Canon EF35mm F1.4L Ⅱ
Canon 1D X Mark Ⅱ + LAOWA 100mm F2.8 MACRO

使っていく中でも特に自分が良いと感じたのは、感度を上げた時のノイズの少なさと、暗部の情報の残り方です。感度に関しては、感覚的な話になるのですが、以前使っていた5D3ではISO800もあまり使いたくないなと思っていましたが、1DX2ではISO800なんてなんのその、3200でもまだ余裕で6400でようやくノイズ乗りが気になり始めるかなという感覚で、とても感動できるものでした。暗部の情報の残り方についてはこちらの写真を見て頂きたいのですが、

なーんにも見えませんよね。これが写したままで編集を加えてないものなのですが、RAW現像で明るさだけいじってみると、

写ってるんです。周りの景色がしっかりと。ノイズの処理をしていないのにこれほど綺麗に映る姿は感動を覚えるものでした。後で現像で暗い部分を明るくするというのはたまにやるのですが、5D3の時はノイズっぽいからやめようとなっていたのが、1DX2にしてからぱたりとなくなりました。こういった安心感があるのが流石フラッグシップなのかなと感じる日々であります。

そんな感じで、紹介は以上にしようかと思います。作例については、これからの記事の写真でどんどん上げていきますのでどうぞ見ていってください。つぎはもう一台の相棒について書こうかと思います。ぜひまた、よろしくお願いします。